オイル漏れ修理など・・ 3/3






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ディスクのボス部をグリスアップ。

使用グリスは、モリブデンのブレーキグリスだったりします。

ここに付けるグリスは、温度が上がって粘度が落ちないモノを使用しないと、熱でシャビシャビになったグリスが遠心力でディスクに飛んでクラッチが滑る原因になったりもしますので注意。



clu3

壊れたT/Mのメンドラを利用してクラッチのセンター出しをしつつ、カバーの取付。
センター出さないとT/Mが付かなくて苦労しますよ。



clu4

ラチェットのコマを利用して、F/Wの廻り止め。





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レリーズベアリングを付ける前に、T/Mケース側の傷を#1000のペーパーでさらう。

綺麗にした後は、ベアリングを付ける前にグリスアップ。
先のクラッチディスクのボス部と同様に、グリスの種類に注意。



mt2


レリーズベアリングの内側にもグリスアップ。

ここも熱がかかるので、粘度の下がりにくいグリスを使用。


これでやっとT/MとE/Gをドッキングさせるのだが、その前にE/G前側をジャッキなどで少し上げてやる。
E/Gの後方が多少下がってる方が、T/Mをドッキングさせやすい為。

あとは元のように組んで、最後にクラッチ調整。