トランスファーオイル漏れ・・



以前よりトランスファーのリヤシールよりオイルが漏れていたのですが、いよいよ酷くなってきたので修理をする事に・・・・

 


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センターブレーキをバラして見ると、中はギヤオイルまみれ(T_T)。

バックプレートを外さなくても交換可能なんだけど、ブレートもオイルでコテコテなため、一度取り外すことに。

センターブレーキの場合、まずサイドブレーキシューもギヤオイルが染み込んでいると思った方が良いです。
この場合は交換しましょう。

純正品番[54710-73040] シュー・ブレーキ

なおセンターブレーキドラムを外す際には、エアーインパクトレンチが無いと厳しいかも。近所のスタンドなどで借りて、一度緩めてもらった方が良いかもしれません。


 

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 モノの見事に漏れているリヤシール。

 

純正品番[09283-40009] オイルシール 


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シールを外したところ。
写真ではリテーナーが入ったままですが、リテーナーを抜いてからシールを外すと楽です。
シールを外す際にシール当たり面やリテーナーやシャフトを傷つけないように注意。



  


リテーナーを抜いて、シール当たり面(矢印の色が違う部分)の傷を点検する。
おそらく泥などだと思うが、細かい傷が有ったので#1000のペーパーで磨くことに。





新しいシールを打ち込む。
シールインストーラーなどのSSTが有れば楽だが、ハンマーなどで徐々に打ち込むことも可能。
変なところを叩かないように注意が必要ですが・・・

リテーナーには前後が有るので間違えないように入れる。







掃除したバックプレートを取付て、サイドブレーキシューなどを組込む。
この時にブレーキ調整用のコマは全部戻しておいた方が、ドラム取付時に楽です。

ドラムを付けて、最後にブレーキ調整をしないとサイドブレーキが効かないので注意。

ドラムのセンターのボルトは、緩める時と同じようにインパクトを使った方が楽です。